八坂神社/本殿は国の重要文化財/早苗の森/七五三やお宮参りも/池田市

大阪府池田市神田4-7-1
八坂神社をご紹介します(^^)/



阪急池田駅から徒歩20分ぐらいです。
池田方面から来ると、ここ↓を右へ曲がって
しばらく行くと、神社らしきものが見えてきます。


住宅地の中に森のように木々に囲まれ八坂神社がありました。
塀に囲まれていてどこから入るのかわかりにくいです。
神社の入り口はぐるっとまわったところにあります。

御祭神は素戔嗚尊(牛頭天皇)
御神徳は治水・農耕・林業の守護神、厄除けの神、神田村の産士神
創建は978年と伝えられています。

立派な鳥居にずっしりした、しめ縄がかかり
ここから聖域へ入るのだなと気持ちが引き締まります。

入ってすぐに狛犬がいました。可愛いお顔をしています(^^)

池田市神田は「こうだ」と読みます。
牛頭天王御来現当時の情景から「早苗の森」や「神田」の呼称となる。


一説には、上畠の田に隕石があって
この石に「素戔嗚尊/すさのおのみこと」が
降りて来られたので「神田」と呼ばれるようになったとも言われています。

鳥居をくぐってから本殿までは少し歩きます。
広々とした境内にビュンと伸びた木々があり
桜のつぼみがふくらみかけていて
あと2週間もたてば一面ピンクになると思われます。



こんなお社がありました。
「細原大明神」かと思われます。
地主神、疫病神として氏子が今でも本社より先に参拝するそうです。





全身の社殿は1579年に
織田信長の有岡城主荒木村重攻略の兵火にかかり
社殿、記録等すべて焼失しました。

こちらにも狛犬がいました。

梅が綺麗に咲いています。




織田信長との戦いで焼けてしまったお寺が池田にはたくさんあります。
貴重な文献や建物が焼けてしまったのはとても惜しく残念です。


1610年に池田光重の子、他紋丸によって再建された本殿が
桃山時代の様式を残しているとして国の重要文化財に指定されています。
透塀欄間二十四孝が市指定重要文化財、
元禄~宝暦年間の宮大工「匠」が掘った貴重な欄間です。

「神紋」の「五葉木瓜」の紋は織田家の紋ですが
神社はこの紋に買えて織田軍からの被害を防いだと言われています。

この他「神輿」「木造狛犬」の宝物があります。
神田祭りで見ることができるそうです。

本殿右奥に末社8社が祀られています。
両皇太神宮
春日大神
天満宮
蛭子尊(恵比寿)
日野大明神
金比羅大権現
熊野三所権現
八幡宮


稲荷神社は京都伏見稲荷大社から勧請されたお稲荷さんです。
ここに備前焼の狐一対があります。
全国的に珍しいもので1862年に近江屋津田休兵衛(宮司の親族)
の奉納のものです。
これは、岡山藩士池田慶政から買い受けたものです。
休兵衛は拝殿前の常夜燈も寄進しています。



最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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コメント

  1. 中村 より:

    今晩は!、今日はエアフロント、水月公園の二カ所、凄いバイタリティですね!

    実は八坂神社の宮司さんに聞いた事があるのです。このブログにも檜皮葺き葺きの本殿が綺麗に写っていますでしょ!!。 この重要文化財の本殿の千木(屋根の両サイドから出ている2本の板の事です)この千木の切り方が地面と水平でしょ。水平は女性が祭神を表しているのです、レレレレ〜八坂さんの祭神はスサノオ尊 スサノオ尊は天照の弟だよね! 宮司さん千木の向きがおかしいのでは? 宮司さん曰く「地面と水平じゃなく切り口がカーブしてますでしょ」って、凄いファジィな答え、デモ宮司さんの言葉は重いのです

    • アバター画像 rika より:

      おはようございます。
      千木のおはなしありがとうございます。
      そうゆうことは知らなかったので勉強になります。
      これから神社に行ったらチェックポイント増えました。
      今日と明日は介護職員のアルバイトに行くのでしばらくブログはお休みです
      昨日、市役所に行ったら市役所前の銀杏がまっ黄色で綺麗でしたよ
      秋が深まり冬になりつつありますね
      今日明日と、池田駅前はお祭で賑わうそうです。