ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」を読んだ♪/読書日記

世界文学史上の最高傑作のひとつと言われている
ドストエフスキーが最後に書いた「カラマーゾフの兄弟」


1879年に文芸雑誌に連載が開始され、
1880年に単行本として出版された。

なんとː̗̀(☉.☉)ː̖́今から142年も前の小説です
日本でいうと、明治時代

ほんまにおおざっぱにどんなストーリーなのか説明すると
カラマーゾフ家のお父さんと、三人の息子の
ドロドロした家庭や女性問題
そして神とはなんぞや?


村上春樹さんが『ペット・サウンズ』のあとがきで
世の中には二種類の人間がいる。『カラマーゾフの兄弟』を
読破したことのある人と、読破したことのない人だ。

と書いておられると聞いて
そこまでおっしゃるなら読んでみよう° ✧ (*´ `*) ✧ °と思ったわけです。

読み始めたのが5月の末頃
読み終わったのが7月7日
けっこう本を読むのは速い方だと思ってるのですが
それでも1ヶ月以上かかってしまいました( ꒪⌓꒪)

それというのも、ページ数がすごい!
なんと上中下合わせて1940ページもあるのです。
もちろん字も小さい、そんでびっしり!


登場人物が多すぎて、頭がこんがらがるので
紙に書いて整理したほど、、、
ずっと持ち歩いたので、この紙もヨレヨレに、、、


カラマーゾフの兄弟をたった1回読んで
この小説を語る、、、なんてことはできるわけがありません!

とりあえず、すべての文字を目でなぞったわけですが
大体のストーリーがなんとなくつかめた感じ、、
ドロドロした家族関係とその中で起こる恋愛関係、様々な事件は

サスペンスでおもしろかったです🙎

神とは、、、のとこは、なるほどと考え、本をいったんおいて
考えたりしたところや、この言葉はいいなと
メモったりしたのがいくつかありました。

「かしこい人とはちょっと話してもおもしろい」
「自分一人を頼ることに慣れて一個の単位として全体から遊離し」
「心底から後悔していることを神様は許してくださる」
「自分がとてつもなく空っぽに見える」
などなど、、、

だんだん途中でしんどくなってきて
読むのやめようかなと思ったけど
読み終わってみると、読んでよかったな♪と思う
でもうかつに人にすすめられる小説じゃないな( ꒪⌓꒪Ⅲ)

実は、介護施設にドストエフスキーが大好きな利用者さんがいて

その方とお話しをするきっかけを作ろうと思ったのも
読もうと思った理由の一つです。
「いっぱい登場人物が出てきて、名前を覚えようにも、みんな同じような名前でわけわからんのです」
という私に利用者さんが
「そうやねぇ、ロシア人が日本文学読んでも同じじゃないかな」
そんな感じで少し時間を見つけてはロシア文学について語り合うことができています🙎

さて、次の読書は水上勉さんの「ブンナよ、木からおりてこい」です♪

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