油かけ地蔵前の道標/みちしるべ/西国巡礼道/池田市

阪急池田駅から徒歩15分ほど
五月山の麓で「油かけ地蔵」のすぐそばにある道標をご紹介します。

池田市綾羽2(旧小坂前町)

勝尾寺から中山寺へと続く西国巡礼道が五月山の麓を通ってたこともあり
このあたりは道標やお地蔵様が多く見られます。

この時は桜まつりだったかな、提灯がかかっています♪
こちらの写真↓トントントンと階段を上がれば五月山公園です
この坂がしんどい方は右へゆるい坂を上がれるようになってます。

気付きにくいかもしれませんがひっそりと道標があります。

左あたこみち 右大広寺みち
と刻まれていて、
三面に文字が刻まれています。

宝永元年六月廿四日

當所日傳兵自分
願主 石工小坂前町市兵衛

宝永元年というと西暦1704年、江戸時代
池田では満願寺屋が最盛期であり
富士山や桜島、浅間山が噴火したり、忠臣蔵赤穂事件のあった頃です。

道標のすぐそばにある、油でこてこてになった「油かけ地蔵」です。
こちらにはお地蔵様がたくさんおられます。

以前詳しく記事にしています↓よかったらご覧ください(^_^)/
油かけ地蔵「夜泣きに効く」油商人が転んだのが始まり


乳飲み子の夜泣きに効くと言われお礼に菜種油をかけるといいます。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考文献 池田を歩く 市内の旧街道と道標を巡って/池田市教育委員会

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