正福寺|伊丹空港拡張で移転した450年の古刹と本堂の美しいステンドグラス/池田市

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石橋にある正福寺にお参りしてきました♪

昭和16年に伊丹空港拡張のために移転してきたお寺で
450年の古刹です✨

本堂にあるステンドグラスがとても綺麗で驚きました(^^)/
いつも音楽やいろんなイベントを開催されている印象のあるお寺です♪

🎵法性寺も移転したお寺↓
法性寺は、伊丹空港の開発のため解村した中村から移転

アクセス

池田市石橋4-15-14
阪急電車の蛍池から徒歩10分ぐらい(こっちが近い)

阪急電車の石橋阪大前から徒歩10分ぐらい

お寺の情報

【山号】 古柳山(こりゅうざん)
【寺名】 正福寺(しょうふくじ)
【宗 派】  浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)
【ご本尊】阿弥陀如来立像
【開 基】 1570年 近江源氏の流れを汲む教西(松本権之進定勝

ご由緒

開基の松本権之進定勝は、滋賀県に居住していましたが、
織田信長との戦いに敗れて、摂津国神津村小阪田(現伊丹空港内)に
小庵を結んで出家し教西と名のりました。
その時の言い伝えがあります(1570)
教西がのどが渇いたので、古柳の下の清水を汲もうとすると、
遠くで声がした。

「ここで仏道に励んで、道場を開くとよい。
この地は環境が良く、土地も肥えている。
人びとも心豊かで健康に暮らしており、よく努めれば栄えるであろう」

それを聞いて教西が水に浮かぶ蓮の花の下を覗くと、
7㎝ほどの小さな厨子(仏様が入る箱のようなもの)があって、
中に3㎝ほどの阿弥陀仏のお木像が入っていたのでした。
このお仏像を丁重に持ち帰って小庵にご安置しました。

寛永14年(1637)

 正福寺が本願寺派の寺院となる。
正式に正福寺の寺名が許され、ご本尊・阿弥陀如来像が迎えられました。
現在のご本尊はこの時のものです。


昭和16年
伊丹空港の拡張のために伊丹市から移転しました。
戦後は、経済発展と人口流動化に伴って新しく移り住んだ人たちにもお寺とのご縁を結んでいただくために積極的な伝道と開放的な諸活動を展開。

平成5年
本堂改修と庫裏の改築が完工される。

平成24年
北隣地を取得して寺地を倍増させナムのひろば文化会館や仏塔を建設する。
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山門

池田市の正福寺の山門

本堂

池田市の正福寺の本堂

入母屋屋根の伝統的木造寺院建築。
昭和16年に移転し再建しましたが、建築木材など主なものは
元の本堂のものが使われているといわれます。

本堂欄間のステンドグラス「浄土の情景」



とても綺麗でした✨
平成5年に本堂を改築した際に、
ステンドグラス作家の平岡正勝氏に製作を依頼したそうです。

昼は飛天が花びらを散らし、
夜は飛天が音楽を奏でている。
お寺にステンドグラスは、おしゃれでよく合いますね♪

🎵池田駅すぐの呉服神社のは大きい↓
呉服神社にもステンドグラスが嵌めこまれてます

ナムのひろば文化会館と仏塔


とても立派で個性的な建てものです。


写真左側の白くて丸いのが仏塔です。
ナムのひろばの仏塔には、お釈迦様が悟りを開かれた地
インド・ブッダガヤの土で作った小さな仏像と、

その下で悟りを開かれたとされる菩提樹の葉7枚を奉納されています。

鐘楼

外の道路から撮った写真です。
石垣台の上に本瓦・切妻屋根の木造建築物で、
残念なことに前の鐘楼は戦時中に供出し
戦後まもなく総代らが苦労して建物に合う鐘を探し出し設置しました。

一心庵

研修会や会合、また家族葬などに利用できるそうです。

案内図

写真いろいろ


お寺の掲示板

参照

正福寺ホームページ

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🎵池田市内のお寺総まとめ↓
【保存版】池田市の寺巡りマップ|国重文から珍しい伝説まで全網羅

🎵わりと近くにある博物館↓
大阪大学総合学術博物館『レトロでモダン』待兼山修学館

最後までご覧頂きましてありがとうございました。
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