介護施設の音楽レクリエーションでハープを弾いてみたが大失敗

先日、ハープを練習しているという日記↓を書きましたが・・・
森の中でアイリッシュハープの練習

私は他にもギターやピアノを練習しているのです♪
これは介護施設にいる高齢者の皆さんと音楽を楽しむのを目的として
唱歌を中心に弾きながら歌えるように練習を頑張っていて
いわゆる音楽レクリエーションというのを充実させたいと思っているのです
やっぱりどんな状態であっても、みんなで楽しめるのは音楽なのです♪

現在、介護職員としてグループホームでパートさんしています。
介護職員になろうと思ったきっかけはこちら↓
50歳で介護職員初任者研修を受講することを決め現在学校に通っています

ハープがいよいよいい感じに1曲弾けるようになってきたので
施設で初披露をしたのが昨日のことです。

ハープという楽器をまず直接見たことがないと思うし、音の繊細さや響き♪にきっとウットリと聞いてもらえるだろうと思っていました。
ハープは↓こんな感じ、アイリッシュハープのイブです。
膝の上に乗せて弾く、ハープの中では小型ですが実際に見るとずっしりしています。

お昼ごはんが済んで、みなさんゆったりテレビ鑑賞中(^^)
このテレビ鑑賞中にこちらの都合で消すとややこしいことになるので
CMになったり、番組が終わったりするタイミングにレクリエーションへと誘います。

そしてハープを持って私が登場!
楽器の説明をして、演奏をはじめました♬☻☻♫•*¨*•.¸
ハープの先生が作曲した曲で、とても綺麗な旋律の曲です。

すると・・・利用者様がざわざわします
なにこれ?しらんわこんな曲、しらん、しらんしらんー!!?

私はハープを弾きながら
「いやいや、知ってる曲を弾くとは言ってないし、知らない曲でも聞いてくれたらいいじゃないですか」と思いましたが・・・
知ってる曲なのか、知らない曲なのかが、
こんなに高齢者のみなさんが楽しめるか楽しめないの鍵を握ってるということにめちゃくちゃびっくりしました。

そして、
聞こえない、わからない、なんですかこれ?

なるほどハープの音は繊細なのでみなさんの耳に届かない・・・
あまりにも皆さんの反応が、本当に不思議な表情だったので
適当なところで、曲を終わらせて
「富士の山」と「故郷」をコードで適当に弾いて歌うと、
それには元気よく一緒に楽しく歌ってくれてホッ(*^-^*)

そのあと、皆さん一人づつ、実際にハープを膝に乗せて
しゃらら~ン♪と弾いてもらうのをやりましたが
これもあまり好評ではなく、前回ギターでみなさんに体験してもらった時は
もっと楽しそうだったのに、なぜにハープはあかんのか?

どちらにしてもいろいろ考えて思うのは
「なじみの」「いつもの」というキーワードです。
ギターや唱歌はなじみのあるものなので、何回歌ってもいいし、触るのもいいけど、ハープはなじみがないから興味がないというか、どうしていいかわからんのかな

新しいものをどんどん取り入れてというよりは
高齢者で認知症の皆さんに楽しんでいただくためには
新しい体験よりも、なじみのあるいつものことを掘り下げていった方がいいのかなと。

なじみのない楽器で知らない曲を弾いたというのが
今回の最大の失敗であったのです。と思います。

なじみのない楽器で知ってる曲を演奏し歌うということであれば
また反応は違ったのかなと思いました。

今回のことでまた一つ学習できたのでまた次回
楽しい音楽レクリエーションができるように
がんばって工夫していきたいと思います。

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