久安寺の仁王像「股くぐり」で丈夫に育つ/池田市の歴史

奈良の大仏さんで修学旅行生などがお決まりで体験している
「柱くぐり」はテレビでよく見ますが(^^)
池田市の久安寺には仁王さんの「股くぐり」というのがあったそうです。
↓こちら重要文化財の楼門です(室町初期)


この楼門の中に仁王さんがおられます。

楼門の中の仁王さんの股をくぐった赤ちゃんは
「はしかにかからずに丈夫に育つ」という言い伝えがあったそうで
前と後ろに人が立ってくぐり渡すようにしたと言います。

私は久安寺に近くに住んでいて、わりとよく行くのですが
今までその股くぐりを実際にしているのは見たことがないので
今はしていないのではと思います。

吽形像 254㎝


股の下・・・・けっこう狭いのですが(*_*)

阿形像 280㎝

長野県の上波田阿弥陀堂では仁王尊股くぐり祭りという行事が現在でもされています。

「韓信の股くぐり」ということわざもあって
普通、股をくぐるというのは屈辱的なことではあるが

大志のある者は目前の小事には忍耐して争わないというたとえです(^^)/

久安寺については他の記事でもご紹介していますのでご覧ください。
池田市の久安寺は関西花の寺

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