昨年の池田郷土史学会のバス旅行は兵庫県朝来市の竹田城(^^)/
私は残念ながら参加できなかったのですが
いろいろハプニングはあったものの、楽しく過ごされたようです。
今年もバス旅行の案は出ていたのですが
この状況では日本中どこにも行けそうにありませんね、、(~o~)
ちょっと前の郷土史学会編集会議でもらった新聞切り抜きは
竹田城について書かれたもので
そのうち読もうと、「そのうち読む書類ファイル」に入れておいたのですが
今日、なんとなく取り出して読んで見ると、、、
千田先生という方が朝日新聞に書かれている記事で
2019年11月22日のものです。
千田嘉博氏 城郭考古学者
記事そのままではありません、要約してます↓
人には得意分野と不得意分野というのがあるけど
不得意なところを克服する努力をするよりも
得意で好きなことをとことん伸ばして生きるのもよいではないか
と書かれていて
竹田城が人気のお城となり見物客が訪れるのは、
竹田城のよいところをとことん伸ばした城であるからだ
普通は天守閣や櫓を復元しようとするのだが、そんなものは竹田城にはなくて
残っている石垣を保護し、はっきり見せるために石垣周囲の木を徹底して切り
山の上の石垣を顕在化した。
こうして武田城は「天空の城」となった
と、竹田城の持つ魅力は良いところを伸ばした結果にあると。
こちら無料の写真屋さんからお借りした竹田城↓
日本のマチュピチュと言われております
そして、
人間も城もないことや、できないことを嘆くのではなく
自分の良いところを理解して、
それを伸ばす努力の大切さを竹田城は語りかけている
と書かれているのです。
素晴らしいことを書かれていると、感動いたしました。
3月あたりからコロナ騒ぎでだんだん外出することも少なくなって
ストレスがたまるとか、退屈とか、寂しいとか感じる今日この頃ですが
今おかれている状況の中で、今だからできる勉強とか
何年も前に買ったまま放置してる楽器とかに再挑戦してみるとか
本を読むとか、何か作るとか描くとか、自分が楽しいと感じることをやってみる
そんな時間にできたらいいなと、
そうゆうところにも通じるお話しだなと感じましたのです。
千田先生素晴らしいです。
学者の方はとても難しい文章を書く方が多く思うのですが
記事の内容も、難しい言葉はほとんど使わず、
わかりやすく読みやすく書かれています。
参考文献/朝日新聞