梅雨入りのせいか、昨晩から小雨が降り続き
少し肌寒い清々しい空気の朝・・・
池田市伏尾町にある久安寺で
毎月第一日曜日の午前8時から開催されている
「座禅と朝粥の会」に
参加させていただきました。
こちら久安寺のHPに飛びます。
阪急池田駅からは久安寺行きのバスに乗って
「久安寺」で降ります。
20分ぐらいでしょうか
「座禅と朝粥の会」の集合場所は
本坊の入口に案内が出ていましたので
すぐにわかりました。
靴を脱いであがったところで名前を書き
時間までお茶をいただきながら待ちます。
お手洗いは外にもありますが、中にもあります。
今日は全員で7名でした。
時間になると住職「国司 禎相」師が出て来られ
お話が始まります。
80歳を超えていらっしゃるそうですが
とても優しい声で話される本当に素敵な方でした。
今日は般若心経の
ぎゃていぎゃていはらぎゃてい
はらそうぎゃてい
ぼうじ そわか
この部分についてお話くださりました。
自分も人もどんな人も
愛しているという意味だそうです。
そして、みんなで「御影堂」へ行きました。
本坊から御影堂へは廊下と階段でつながっていました。
お寺の中の天井や壁、ふすまなど
すべてが宝物のように素晴らしく
目に写りました。
途中の廊下から見える景色は
自然そのものの芸術であったり
何年もかかって漂うここにしかない情景でした。
御影堂は15人ぐらい座れる感じでしょうか?
壁の上にたくさん木像が並んでいました。
これは京都宇治「平等院」の像の
レプリカとして造られたものだそうです。
正面には本尊「弘法大師木像坐像」が安置されています。
座布団を折り曲げて座ります。
座り方、手の組み方を
教えていただきました。
ぎゃていぎゃていはらぎゃてい
はらそうぎゃてい
ぼうじ そわか
これを三回唱えたあと、座禅に入りますが
月輪観(がちりんかん)という真言宗の瞑想をしました。
お香がほのかに香る中
住職が静かに瞑想の世界へ導いてくれます。
音楽もかかり、スピリチュアルなひと時・・・
↑この掛け軸をじっと見てから目を閉じ
まぶたの裏にお月さまが出てきたら
それを大きくしていく感じです。
瞑想は約30分で終わります。
終わったあと、手を頭の上に上げ、
全身をなでるようにしておろします。
座禅が終わり、
本坊に戻ると朝粥の用意が整っていました。
お粥は茶粥で、
梅干し、たくわん、たまごやき、酢の物、煮物など
おかずとフルーツ、おまんじゅうもついて
とっても美味しかったです。
住職も一緒に食事をしながら
いろんな話を聞かせてくださいました。
今日の久安寺は紫陽花が咲きかけてとても綺麗でした。
さすが花の寺です
行ってみたいと思われたらお電話でお問い合わせください
大阪府池田市伏尾町697
TEL・072-752-1857