【延喜式】の神名帳に記載されている細川神社をご紹介いたします♪
■ご祭神 不詳、細川水大神、五十猛尊とも言われています。
■創 建 不詳
■最寄駅 阪急池田駅から阪急バス「久安寺行」「伏尾台センター行」で
東山下車し徒歩10分ぐらい
ご由緒
江戸時代(1734年)に並河誠所らによって編集された
「摂津志」に紹介されています。
当時、式内社の細川神社を豊嶋郡内で並河らがいくら探しても、
それらしき神社がなかったので、
吉田にあった神社を式内社とする標石を建てたそうです。
「神社明細帳」には御祭神は不詳とされていますが、
五十猛尊、細川水神とか、船を御神体とする伝承もあります。
平安時代(927)に作られた法制書で
巻九・巻十では全国の神社を紹介する「神名帳」です。
豊嶋郡では為那都比古神社(箕面)、細川神社、阿比太神社(箕面)
垂水神社(吹田)の4つ
1907年に伏尾の天満宮・中川原の門同素盞鳴尊・古江下垣内の八幡神社・東山字久保の愛宕神社を合祀されています。
合祀の理由は、神社の基本財産がなく専任神職が置けないためでした。
鳥居の向こうに小川(谷川)が流れていて
水の音、鳥の声が心地よく、いつ行っても静かで安らぎます。
拝殿と本殿
神社前にある西を向いた忠魂碑
これは忠魂碑で戦後に小学校から撤去されてきました。
昭和10年3月10日建立 陸軍大臣林銃十郎書
発起人 細川村長 南佐兵衛
細川村分会長 澤田多市朗
細川村名誉職一同
きれいな祠
細川神社の鳥居のすこし手前にきれな祠がありました。
お供えもされていて大切に祀られている感じです。
横も後ろも見てみましたが、何も書いてませんでした。
オシロダニとオダノカイチ
このあたりはオシロダニ(お城谷)と呼ばれ
織田信長の城があったと伝えられています。
織田信長が治めていた時代の遺構とされる「信長の手水鉢」がありました。
現在は道路拡張で埋まってしまっています。
細川神社の裏手伏尾台との間はオダノカイチ(織田の垣内)と呼ばれ
織田信長が治めていた時代の城の遺構と伝えられる石垣の後がありましたが
これも伏尾台の住宅開発でなくなりました。
織田の垣内(オダノカイチ)とお城谷(オシロダニ)をお散歩
細川神社から小径を通って陽松庵、慈恩寺へ
細川神社から小径を通って、慈恩寺、陽松庵へ行けます。
野生動物が出没注意の道ですが、
森林浴をしながら気持ちいいお散歩ができますよ。
参考文献
池田歴史散歩 室田卓雄氏
池田学講座
池田市史
コメント
この神社、今は無くなったって、ほんまでしょうか
探してなかったんで
変だなって
思ってたんですけど
こんにちは(*^-^*)コメントありがとうございます。
細川神社ですよね、ありますよ!