桑津の小路に佇む安楽寺は「本堂再建日記」が残る/伊丹市

2021年9月
少し時間ができたので自転車で伊丹をぶらりお散歩してきました♪
ある時は介護職員、ある時は旅人のシノハラです!

施設のある神田で用事を済ませ、
いつも皆さんとお散歩している猪名川沿いの道をお隣の伊丹方面へ!

すっごくいいお天気!
女心と秋の空、、、などと言いますが天候は変りそうにありませんっ


天高く馬こゆる秋、、、秋の空は本当に高く感じます
「空は澄み渡って晴れ、馬が食欲を増し、肥えてたくましくなるほど過ごしやすい秋」

写真に撮ると、まるで沖縄みたいなスカッとした道♪
猪名川の堤防ですよ!!

気持ち良く猪名川沿いを自転車で走っていると、
すぐに伊丹市に突入いたしました(^_^)/あっという間です♪

辿り着いたのは桑津という町で、
ちょうど猪名川と空港の間ぐらになります。



適当に町をウロウロと走るのが好きなので(^^)
細い路地を自転車で入っていくと古い町並み、、、いい雰囲気です♪

そして、お寺らしき建物を早速発見しました!!

じゃじゃーん♬☻☻♫•安楽寺です!

■宗 派 浄土真宗本願寺派 (親鸞さんの宗派)
■山 号 梵筐山 ぼんきょうざん、、、かな
■住 所 兵庫県伊丹市桑津2丁目3−40
■最寄駅 阪急伊丹駅から徒歩23分 JR伊丹駅から徒歩13分

お寺の表札がだいぶ薄くなっておりますが、味がありますね、、

宝暦8年(1758)安定した江戸時代、、、
1年がかりで本堂・庫裏などを再建した、
「本堂再建日記」が残されているそうです(^^)貴重な記録です!!
本堂・庫裏・医薬門は大破し、再建が必要で、
他にも本堂の藁葺きを瓦葺にしたり、新しく釣鐘堂を建てたかったのですが
江戸時代には寺社建築の変更は幕府などの許可が必要で、、、
その手順や必要な書類などのやり取りがこまごまと書かれているそうです。
指導した人物から謝礼が少ないことなども書かれているとか

本堂はこじんまりとしていますが、羽を広げたように優雅です♪
お寺の屋根はのびやかで、おおらかで素敵です(^^)


屋根の上では獅子が逆立ちをしてお寺を守っています。
この獅子瓦は狛犬さんと同じく左右で一対になるそうです!

お寺の美しさを誇る木鼻は雲のようなデザイン♪


                小さい釣り鐘「半鐘」がありました↓

丸瓦には、右巴(みぎともえ)で水がほとばしるように描かれ、
寺院の最大の災難は火災なので「防火」や「火の用心」を意味します。


鐘楼とお庭

横手の小さな門
正面の山門は閉まってましたが、横手から入ることができます。


横手の小さな門を外側から

小さな町のお寺にも、長い長い歴史があって、
この地でたくさんの方々が祈って来られたのですね、
とても神聖な空気を感じました。

このあと、また自転車でブラブラと、、、

最後まで見て頂いて、ありがとうございました!

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