池田城物語⑥/細川政権が終わる、池田長正の時代/大阪府池田市の歴史

細川家の家督争いに巻き込まれた池田氏ですが
今度は三好家の勢力争いに巻き込まれ
摂津一帯が兵火に焼かれてしまいます。

7代城主の池田久宗の奥さんのお父さんが三好政長。
この政長が悪い人で、婿である久宗を庇うこともせず
久宗を切腹へと追い込みます。
そして池田城を好きなようにして、
宝物も盗ってしまうのです。


1548年
それに激怒したのは、三好家本家筋の三好長慶や摂津国のみなさん。
長慶に攻められて、摂津の味方が少ない政長は討ち死にし、
政長の長男政勝は行方不明になります。

この反乱が細川晴元への反乱へとなって
恐れた晴元は京都へ逃げてしまいます。
そして長く続いた細川政権は終わりをむかえます。

1550年
池田氏をはじめとする摂津の国人は三好長慶の支配下へと入ります。
池田長正は各地で戦いながら池田周辺に確かな勢力を築きあげます。

この頃の池田氏は繁栄しており、
経済的基盤だけではなく、
国人としての地位も確立していった池田氏ですが

数度の落城や度重なる戦いによって
戦国大名になる力をつけることはできませんでした。

池田長正の代で荒木氏が登場します。
この荒木氏の家系が荒木村重へとつながります。
荒木氏は四人衆と同じような立場となります。

1563年に池田長正が病気で亡くなり、
長男の勝正が9代目城主となります。
織田信長が攻めてくるまであと5年です。

つづく・・・↓
池田城物語①池田氏のはじまり、藤原姓を名乗っていた
池田城物語②応仁の乱に参戦し落城から復活
池田城物語③/池田城落城で池田貞正が家臣とともに大廣寺で切腹、血天井
池田城物語④/久宗(池田信正)が池田城を奪い返す!
池田城物語⑤/久宗(池田信正)突然切腹を言い渡される!
池田城物語⑥/細川政権が終わる、池田長正の時代
池田城物語⑦/池田勝正は織田信長と勇敢に戦い池田城は落城
池田城物語⑧/荒木村重に池田城を奪われる!下克上/大阪府池田市の歴史

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池田氏についてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください(^_^)/

戦国大名池田勝正研究所 
世界唯一、摂津国豊嶋郡に生きた池田筑後守勝正を紹介するブログ♪

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はぁー、、、めちゃくちゃざっくりと書いてしまったけど
長慶が政長を攻めたあたりは「江口の戦い」というそうで
けっこう長い月日をかけての戦いでした。
池田氏のことを書いているはずなのに、あんまり池田氏が出てこなくて
何をやってるのかわからなくなってしまいます。

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