池田には龍の伝説がたくさん残っていますが
ミーさん(巳、蛇神)を祀る話もあります。
屋敷神のことをミーさんと呼びましたそうです。
旧加島銀行の東側にあった五月通りに
ミーさんとタマヨシさん(ミーさんの一種)が祀ってあった「ミの小路」という場所があって昔々は神に仕えるミーさんが集まっていたという。
★このタマヨシさん、なんでタマヨシさんと呼ぶのかさっぱりわかりません(?_?)
屋根裏で白い大蛇を発見した話や、
ある家では栗の木にミーさんが住んでいて家を建てた時に木を伐っしたところ、ミーさんが怒ったという。
それで占い師にミーさんを祀るように言われ祀っている。
春日座が火事で焼けた時に、天神の森の木を伐って再建したところ
ミーさんが出て、木を伐っした中心人物が熱を出して死んだといいます。
★この火事は天神の森にあった大樹の恨み、呉服神社に移された天神さんのたたりとも言われています。
夫婦イチョウの木という話では、川ぶちにある木でミーさんが住んでいるので伐ったらタタリがあると言われていた。
大阪各地の龍や蛇のお話し
豊中市の藤井寺には龍の頭の骨があります。
この寺が大阪市内にあった時に、安政年間に誰かが寄付をしたそうなんで
この骨を外に出すと雨が降ると信じられていましたが、
実は日本鹿の頭蓋骨でした。
四條畷の竜尾寺には竜の尾が寺宝として秘蔵されています。
天平年間、カンバツに苦しんでいる人々を行基菩薩が憐れみ、
雨乞いをするとたちまちに大雨が降り、竜の尾が落ちてきた。
これを祀ったのが竜尾寺です。
箕面市の伝説では瀬川の天兒尾根命神社の境内にある古井戸には龍が棲んでいたという。龍はここから昇天したといわれています。
天児屋根命神社(瀬川神社)龍の宮
茨木市には恐ろしい言い伝えが残っています。
村一番のお金持ちの邸内で白蛇が見つかった。
処分しようと火の中へくべたところ、1丈もある大蛇の姿に変わり、
他所へ何度捨てに行っても生き返った大蛇が姿を現した。
その後、一家の者が相次いで死に、屋敷も荒れ果てたといいます。
その他に龍のお話しいろいろ書いてます(^_^)/
池田市の九頭龍神社/九頭竜稲荷/源満仲/池田城の砦/龍のおはなし
川西市の九頭大明神/九頭神社「九頭竜」源満仲/不思議な龍のお話し
池田の龍のおはなし/寿命寺の雨乞い竜/大廣寺の白い龍/五月山の龍
池田は山に囲まれていて、猪名川もあるので蛇がいるのは普通のことで
たまに神社の境内や、公園で見かけます。
ゴボウみたいに細いのや、長くてぶりぶりと太っているのや様々です。
キャッチ画像は清荒神の白蛇さんに登場していただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました( ・◡・ )♫•*¨*•.¸¸♪