読みやすく共感できるエッセイや小説を数えきれないほど多く遺され
作家の田辺聖子さんが旅立たれた。
代表作は「姥ざかり」「ジョゼと虎と魚たち」
2008年に文化勲章受章
1964年に「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)」で芥川賞を受賞
2019年6月6日午後1時28分。享年91歳
総胆管結石による胆管炎のため神戸市内の病院で死去した。
お通夜と葬儀は家族で済まされ、後日大阪と東京でお別れの会を開くといいます。
田辺聖子さんの本はたくさん読みましたが
食べ物に関することが細かく書かれていて、
私はそれを読むのが好きだった。
お弁当には汁気のある煮ものを入れるとごはんに染みておいしくなるなど
庶民的で大阪生まれなのもあって身近に感じる文章が多かった。
源氏語りはわかりやすく田辺聖子さんの口調で書かれていて
いっきに読んでしまいました。
花柄の派手なお洋服がよく似合ってらっしゃいました。
お会いしたことはありませんが、たくさん勇気づけられたり
小説を通して楽しいメッセージをいただきました。
愛するご主人と再会できたでしょうか。
ご冥福をお祈りいたします。