2016/12/29の白熱ライブビビッド!で
新潟県糸魚川で起こった大火の中で
奇跡的に残った家「奇跡の家」について
取り上げていました。
この家の住人は延焼は免れないと
家族で非難したそうです。
30時間にもおよぶ大火災が鎮火したあと
自宅へ戻ってみると、焼け野原野中で一件だけ
ほぼ無傷の我が家が残っていました。
なぜ一件だけ焼けずに残ったのか?
そこには大都市の防災にも役立つ
3つの理由がありました。
中越地震をきっかけに
8年前に家を新築した住人は
火災に強い家を建ててほしいという頼み方はしてなくて
丈夫な家を建ててくださいとお願いした
その「丈夫な家」とは
何がすぐれていたのでしょうか?
①屋根の瓦に隙間がない
屋根に使われていた瓦は一般の和風家屋で用いられる瓦ではなく
平らで隙間のない西洋瓦。
さらに屋根の端にある隙間をふさぐことで
周囲から飛んでくる火の粉を完全に遮断していました。
②外壁の材質
木造でありながら、外壁には強化のため
不燃材料であるレンガやステンレス使われています。
レンガやステンレスで覆われた建物の外側はほとんど被害なし。
③二重ガラス
窓に使われていたのは雪国で強風対策のために
よく使われるワイヤの入った二重ガラス。
様々な建材にこだわったこの「奇跡の家」は
一般住宅の1.5倍ほどの建築費がかかったといいます。
しかし、地震に耐える頑丈な家は結果的に
火災にも強い住宅になっていました。
専門家によると大火に絶えたもう一つの理由は
奇跡の空間があったからだと言われています。
家のまわり、全方向に空間がありました。
東側にはほぼ家一軒分の駐車場が
北側には4メートルから6メートルの広い道路
西には路地がありましたが隣の家まで距離が2~3メートル
南側には松の木がたくさん生えていて防火林の役目となった。
ということです。
そしてこの家を建てた方によると
もう一つの奇跡があったと・・・
消火の水が届かなかったことも奇跡の一つ
まず火元から離れていたことと
周りの家が燃えていたので水が届かなかった。
下手に散水してしまうと熱と水の温度差のショックで
窓ガラスが割れてしまい、割れてしまうと
そこから火が入って火事に発展してしまうということです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
他にもいろいろな記事を書いていますので
よろしければお読みください。
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