五月山公園のすぐそば!油かけ地蔵をご紹介!
「あぶらかけじぞう」「油掛け地蔵」とも表記されます。
アクセス
大阪府池田市綾羽2-16
阪急池田駅から徒歩15分
サカエマチ商店街を抜けていくと楽しいです🎵
このあたりは昔は小坂田と呼ばれていたそうです。
油かけ地蔵の言い伝え
油をかけて拝むと願いがかなうという信仰は
池田だけでなく、京都に始まったようです。
山崎の油職人が寺の山門で転び油をほとんど流してしまい、
災難とあきらめて残った油を地蔵さんにかけたところ
それ以降商売がうまくいくようになったという言い伝えがあります。
油かけ地蔵は”こてこて”なんです
はっきり言って油と埃でコテコテのお地蔵様です。
お参りの方々がたっぷり油をかけていくのでしょう。
ほとんどお姿のわからない状況で、
油の臭いが立ちこめております(~o~)
願いがかなったら油をかけるという説もあります。
元々は大廣寺にあったそうです。
🎵大廣寺についてはこちらをどうぞ
もともとは近くのお寺、白龍で有名な大廣寺にあったそうです。
南北朝時代のものなので
池田の歴史でいえば陽松庵ができた頃、
連歌師牡丹花肖柏誕生の少し前ぐらいです。
ご利益
このお地蔵さんは赤ちゃんの夜泣きに効くと言われています。
遠方からもわざわざ来られる方がおられるほど
とても人気があり、慈悲深いお地蔵さんです。
変わったところで言うと「灰汁(あく)かけ地蔵」というのも
日本にはあるそうです。
毎年8月24日のがんがら火祭りの日
ここに五月山の愛宕神社から松明が降りてきて
すぐ下の綾羽2丁目の交差点で大松明に火が移されて
松明巡航の出発点となります。
「がんがら火ものがたり」池田市に伝わる火祭りのはじまりを童話で紹介
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🎵道標について↓
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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