上池田にある辻ケ池公園は、
もともとは江戸時代に作られた「ため池」で、
昔々はあわんど池という名前でした。
今は広々した綺麗な公園になっていますね(^^)/
大阪府池田市上池田2丁目(阪急池田駅から徒歩約15分)
この池にはいろんな、、どちらかというと怖い伝説があって、、
以前にもこのブログでご紹介しています↓見てね!
辻ケ池公園(あわんど池)の歴史【狐や白蛇や下弦の月】
この公園の横を通る時に気になっていたお地蔵様は
「あわんど池の辻地蔵」と呼ばれているのですが
このお地蔵様の伝説についてご紹介したいと思います(^^)/
いろんな文献で紹介されているようなんですが
文献によって少しづつ内容が違うので
要約するとだいたいこんな感じです。
やはりこの池は、池田で最も怖い場所とされていて
狐に騙された話や、白ヘビの話なども語り継がれているのです。
江戸時代に、生活がとても苦しい未亡人がいて
あまりにも貧しいために、
他人の幼い子どもを養育費をもらって育てていたそうです。
その子どもを闇夜にまぎれて池(箕面)に投げ込んで溺死させていたのが
人々の知るところとなって、自供させたところによると
これで7人目だと言い、世間を驚かせ騒がせました。
1779年に未亡人はあわんど池あたりで処刑され、
亡くなった子どもの供養のためにお地蔵様が祀られたというのが
この辻地蔵の伝説です。
なんともゾクッとする話ですが
伝説とされているので、本当にあったことかどうかはわかりません。
辻地蔵がもともとあった場所は、今の場所ではなく
あわんど池のそばの道路脇にあったそうですが
池を埋め立てる時に今の場所へ移設されたようです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。