なんとなく、カタツムリのことが気になったのは、、、
昨日、介護施設のお仕事で「でんでん虫の歌♪」を歌ったからかなぁ
♬☻☻♫•*¨*•.¸
どんな種類があるんだろう?と、インターネットで検索してみると
地域によって呼び名が違うことがわかった(^^)/ あらまぁ~発見!
近畿地方 ででむし(でんでんむしのことかな)
中部中国 マイマイ
関東四国 カタツムリ
東北九州 ツブリ
東北地方の北部・九州の西部 なめくじ
↑このように、いろいろな呼び名なのですねー、マイマイかわいい♥
そして、かたつむりは「蝸牛」と書くのですが、
ここからとびますが、”蝸牛考”というのがあるのを発見しました。
なんだか高尚な響きですよ♪
民俗学者の柳田国男さん(1875-1962)が研究された蝸牛考とは、、、
蝸牛を表わす方言は,
京都を中心としてデデムシ→マイマイ→カタツムリ→ツブリ→ナメクジと、
日本列島を同心円状に分布する。
池(国)の中心(都)に石を投げ入れれば輪が広がるように
古い文化が僻地にあると考えられていた、ということで、、、
なんだかあんまりよくわからないんですが、、、(-_-)
カタツムリのことを蝸牛と書くのかぁ、、、とか
地方によって呼び名が違うのはおもしろいなぁ、、、とか思ってたんですが
ここで、蝸牛という字を見たことあるなぁ、、なんだったかなぁ、、、と考えて
そうだ!(^O^)と、思いついたのが林田良平さん。
林田家が代々大切にためて、保管した貴重な資料が
池田市の歴史民俗資料館に
「蝸牛廬文庫」としてたくさん寄贈されているのでした。
でも、林田さんがなぜ蝸牛?かたつむりなのかは謎です。
誰か、知ってる方、教えてくださいませ。
ここからは林田家のことについて語ります(^^)/
さて、この林田さんは、もともと猪名川町にお住まいの方でした。
林田良平(林叟)(はやしだりんそう)1822-1901
本姓は乾氏で、1822年(江戸時代)にお生まれ。
河辺郡林田村で生まれ、池田の南新町(新町)で炭屋を構える、
林田村と池田の間を牛に乗って詩を吟じたりしながら往き来する風変わりな方。
酒造業も営み、銘柄は「郡雀」(むらすずめ)で旧領主九条家の御用達でした。
広瀬旭莊に師事。
80歳で没し、墓は郷里の猪名川町林田にあります。
そして大活躍したのが!!
林田良平(林叟)のお孫さんである
林田松三郎(安平)(炭翁)1873 〜 1955
明治43年に池田町長になっています。
林田林叟より収集した書籍類を「蝸牛廬文庫」と命名しました。
う~ん、この人がカタツムリが好きだったのかなぁ、、、
書画愛好の呉郷春秋会会員
池田木炭株式会社の代表
池田町耕地整理組合
池田史談会の創立に関わる
月渓句集
などなど、政治・文化・歴史といろんなところで大活躍です。
めっちゃやり手やったんでしょうね(^^)/
そして、「蝸牛廬文庫」を池田歴史民俗資料館へ寄贈したのが
林田松三郎(安平)の長男
林田良平(瓜牛)1900-1987 本名は明三
資料の収集を続けており、
亡くなる前に寄贈されていますが、没後にも夥しい数の遺されていたそうです。
遺構に「池田百年の歩み」
新町の自宅で短歌会「せせらぎ会」を開催されていました。
この林田家のことを池田市史で読んでいると
特に安平さんの時には北村儀三郎氏や、小林一三氏との絡みも出てきて
すごくおもしろいです!
このように林田家の代々続く資料収集のおかげで、
私達は池田の歴史を知ることができます。
他にも、池田には稻束家日記や、憚悟爐文庫 岸上家文書などもあります。
介護施設の音楽レクで♪でんでん虫虫カタツムリ♪を歌ったことから
いろいろと調べて、また池田の歴史を知ることができました(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。