多田神社は清和源氏発祥の地/源満仲/川西市

兵庫県川西市にある「清和源氏発祥の地」
多田神社(多田大権現/多田院)をご紹介します!

■御祭神 将軍源満仲公をはじめ、
     頼光、頼信、頼義、義家の五公
■創 建 970年
■開 山 満仲の末子源賢
■御利益 武運長久の勅願社、家運隆昌、勝運厄除の守護神
■拝観料 無料
■住 所 兵庫県川西市多田院多田所町1-1
■駐車場 有料 300円

清和源氏

清和天皇の流れをくみ、臣籍降下により源姓を賜った一族です。
一般に源氏といった場合、清和源氏を指します。
源満仲の長男頼光を祖とし、摂津国に本拠を置きました。

清和天皇→貞純新王→経基→満仲

平安中期の武将、「源満仲」
大阪住吉神社に参詣した夜、枕元に住吉大明神が現れ
「この矢を北の方に向かって射てみよ!」と言われて
満仲はすぐに矢をつがえて射たところ、西多田の辺りに矢が当たりました。
それから満仲は多田に住むようになったと言われています。

現在の川西・猪名川町・宝塚・池田・豊中を含む一帯です。
矢の当たった場所は今でも矢問という地名として残っています。

アクセス

車はカーナビの通りに行くと到着します。
しかし、ものすごく狭い道なんでヒヤヒヤしました(@_@)
対向車もバンバン来ますので、大きい車はほんと無理な感じです。

能勢電多田駅から歩いても行けますので
駅近辺に車を置いて歩かれるのもいいと思います。

駐車場

参拝者用の有料駐車場(300円)があります。
駐車したら係の方が来てくれます。


ミツ矢サイダーは川西市が発祥の地、
マークは源満仲が放った三本の矢からきてるそうです。


南大門(兵庫県指定文化財)

けっこう急勾配の立派な石の階段を上がります。


多田神社はもともと多田院とも呼ばれ、
南大門は多田院のもとの仁王門で、両脇に仁王像がありました。
明治4年神仏分離の折、仁王像は満願寺山門に移転安置されました。

拝殿 (国指定重要文化財)

徳川四代将軍家綱公により再興されました。

本殿 (国指定重要文化財)

徳川四代将軍家綱公により寛文七年(1667)創建


六所宮 (県指定重要文化財)

伊勢、賀茂、稲荷、春日、住吉、熊野の神々を祀っています。
鎌倉期に創建された神社だそうです。
現在の社殿は室町後期に再建された三間社造り。


無患子 ムクロジ(県指定郷土記念物)

樹齢は定かではなく一説には1000年ともいわれています。
見上げると圧倒される感じがしました。


いろんな方が記念に植えた木がありました。

椿が有名なことでも知られています。
境内に約120種200本以上の椿があります。
寛文年間旧多田院の檀家薩摩藩主島津家より贈られた唐椿は、
現在国内最大の物です。

東門 (県指定重要文化財)

徳川四代将軍家綱公による再興にて造営


田尻稲荷社

旧多田荘の田尻から移築されたそうで
社殿は一間社流造で全面に彩色が施されております。
直角に曲がる鳥居です。

源氏の同族会

神社の前の赤い橋

神社の前には大きな川が流れ、赤い橋がかかっています。
ものすごくいい雰囲気です!

周りは鬱蒼とした森のようになっており、のどかな、おだやかな風景です。
昔ながらの飲食店のが2件ぐらい並んでいます。

史跡めぐりのご案内

多田神社には他にも見所がたくさんあります!
随神門(国指定重要文化財)
御神廟(源満仲、頼光両公の御廟所)
厳島神社(県指定重要文化財)
神馬舎、宝物殿 鬼首洗池 などなど♪

多田神社の公式ホームページこちら

源満仲というえば、九頭龍を退治したお話しが有名です。
別記事に書いてますので是非ご覧ください!
九頭大明神/九頭神社「九頭龍」源満仲/川西市
伝説がある九頭龍神社は古墳の上に鎮座/御利益/池田市

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