阪急池田駅前散策【城下町を町歩き】/古刹と近代建築/お寺巡り/池田市

大阪府池田市はどんなイメージでしょうか
カップラーメンミュージアムが大人気で、ダイハツがあって・・・
毎日のように観光バスが来ていて、海外のお客様も多いですが
残念なことにカップラーメン作ったらすぐお帰りになってしまわれます(-_-;)

そんなのもったいない!です~・・・ゆっくりしてって下さい♪
池田は小さい街やけど、いったいいつのやねん?という古墳がたくさんあって、
室町時代には池田城ができて酒造や炭や和菓子もとても栄えた
古きよき歴史が今でも残る風情あるノスタルジックな町なんです(^^)/
豊臣秀吉が遊びに来たり、織田信長が攻めてきたり、語りつくせません!


池田駅周辺にはたくさんのお寺や遺跡や近代建築がギュッと詰まっていて
どこからどう回ればいいのか初めて来た方は迷われると思うので

2時間ぐらいで効率よく回れるコースを考えてみました!
池田で50年余り生きてきた私のおすすめするスペシャルなコースです。

あえて、有名な呉服神社、伊居太神社をはずしました。
観光化されていない名所をゆっくりのんびり散策しましょう♪
地元の人でも知らないようなお寺を巡りますよ。
青字のところは詳しい記事に飛ぶようになっとります、クリックしてください
所要時間は1時間半~2時間です✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。

↓とても簡単すぎますが、まわる場所を書いてみました。
く囲ってるとこが見所です。
なんとなく雰囲気だけでもつかんでいただけたら幸いです

はじまりはじまり~!!☀ 阪急池田駅↓

阪急池田駅を下車(梅田から急行で20分弱です)
駅前の国道176号線を渡って、栄町商店街を直進するねん(^^)/
古い商店街でレトロです、よく見たらウオンバットのベンチとかもあるよ
なんと!池田の五月山動物園にはウオンバットがいて、
ウオンバットの聖地とされています。


入り口付近はこんな感じ、知らない町の商店街っておもしろいね、
マンホールにも注目してみてください!

こころ整骨院の少し先に珈琲豆屋さんがあります、
ロッソビーンズカフェよ(^^)

ここの一階で珈琲買って二階で自由に飲めます、安いしおすすめですよ

赤い看板が目印です✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:₀。
ロッソビーンズカフェ(コーヒー豆専門店)Rosso Beans Caffe

引札屋 地元の野菜や花、お漬け物とか売ってるお店です。
お土産見つかるかも!のぞいてみて下さいね、たまにイベントもやってます

「ひばり」 とにかく安い!
昔からあるたこ焼屋さんで、店内でも食べられるしお持ち帰りもできます!

「更科」 おいしいうどん、そばのお店です。お総菜も人気あります
地元の人にも人気です。ここで少し食べてもいいですね(^^)/

歩いていくと左側に「おうご歯科」が見えてきます。
ここを左に曲がります。細い道です、見逃したらあかん!!

トコトコっと行くとすぐに「託明寺」です。
ここはわりといつも門が閉まっています。開いてればラッキーです。
本堂は280年前に創建されたその時のままです。すごい豪華です!!
託明寺(浄土真宗)最澄と空海とともに唐へ渡った藤原葛野麻呂を先祖に持つ古刹

たまたま門が開いてた時に撮影しました(^^)/文化の日だったかな

託明寺を後にしたら、お寺を背中にして左へ進みます。
少し行くと、↓ここです。本当に細い道なんで見逃さないで!右折します。
この辺りで迷ったら、「ビリケンさんどこですか?」と聞いてみよう

小さな広場になってるような場所に出ます「井戸の辻」です。
最近の工事で古い井戸が発見され、お水もあったそうですが道路工事のため
残念ながら埋め戻されました。その井戸の石がここにあります。
井戸の辻の井戸が発見され見事な石組みが確認されるも埋め戻される

そして「ビリケン像」があります。
通天閣にいるビリケンが池田にいる理由は、元祖ビリケンの持ち主の
田村駒次郎という人が池田市の出身だから、だそうです。
リケンさんの足の裏がテカテカで眩しい!「福の神」


ビリケンさんです(^^)/足の裏はすりすりされすぎてテカテカです
向こうに見えているのが「落語みゅーじあむ」池田は落語の町でもあります

落語みゅーじあむの並びにあるのが「旧加島銀行」
NHKの朝ドラで有名になりました。(五代様ロスです)

今はお店になってますが、中は今だに銀行時代の名残があります。
お店の方にお願いすると中を見せてもらえます(^^)/

落語ミュージアムの方へすすみましょう!

蔵みたいなのが見えてきました、ここを右折しますね
写真左側に見えているのが大衆演劇場「呉服座」です。

向こうに見えている蔵は新しく塗られているような雰囲気でした。
ここをまっすぐ行くとお寺が見えてきますよ(^^)/もう見えてる!

「西光寺」門前には「右能勢街道・左篠山道」の道標があります
境内には名力士「猪名川政右衞門」のお墓がありました。
西光寺「西国巡礼道」猪名川政右衞門/荒木梅閭/荒木李谿の墓

威風堂々とした本堂、守るように大木が覆います。

お墓が並んでいます


西光寺の横には「吉田酒造」があります。池田に残る酒蔵です。

ノスタルジックな風情ある酒蔵です(^^)/


どんどん行くと「出雲大社池田大教会」が見えてきます。
このあたりは昔、大西町と呼ばれていたところです。
平成17年にすべてが真新しく竣工されて立派なお社となりました。

この出雲大社まで行く間にあるのが500年の歴史を誇る「弘誓寺」です。
ここは山門が2階建になっていて鐘楼と合体しています。

一人でお参りしてると住職さんが親切に声をかけてくださいました(^^)/



弘誓寺は鐘楼と山門が合体されてる珍しい建物!熊の墓がある!浄土真宗

池田昔話の一つにある「熊の恩返し」は本当にあったお話し(^^)/
墓地には「熊塚」があります。

ゆるやかな坂道を上がっていきます

わりとすぐに右へ折れるとこんな道があります。トコトコ行くと・・・

↓こんな建物が右手に見えてきます。お向かいもわりと古い感じです。
「稻束家住宅」という、国の有形文化財に登録されているお家です
最初見た時はあまりの古さにぎょぎょっとなりました。
板垣退助も訪れており、現在も子孫の方が居住されています。

いろんな著名人が訪れた文化サロンのような場所だったそうです。
稲束家住宅/日記★国の有形文化財★板垣退助の宿で文化サロン

ここを左にまがります。

こんな道を進みます「スナックキャベツ畑」の看板なんかいいですね(^^)
普通の家がけっこう古いのでゆっくり歩いてみてくださいね

お寺がありそうな雰囲気してきます

「高法寺」 真言宗
荒木村重の天正の乱で兵火にかかり全焼しましたが
本尊の十一面観音は運び出されて無事でした。
待兼山/高法寺★呉春ゆかりの寺★川田田福の石碑★真言宗/池田市綾羽町

大きな道標

高法寺を背に左へ進むと正面に黒い建物が見えてきます。

日本酒「呉春」を造る会社(酒蔵)です。建物が古くて味があります。
地元の人々にも愛されてるお酒です。

商店街に戻ってきました。
ここを左へ曲がります

直進していきます。まだまだ歩くよぉ~♪

こんな案内版があります。
まわってきた道を確認してみてください(^^)

ハローワークだよ

↓これが「めんも坂」(ずっとまっすぐ行くと「星の宮」がありますよ)
昔めんも楼という飲食店があって、とても繁盛したそうです。
ここで悲しい恋のお話しがありました↓こちら是非お読みください。
「めんも坂」と「牛追坂」/めん茂楼/シーボルト/明治の恋/細原茂雄/細原はな

「福助堂」和菓子屋さん、おすすめです(^^)


こちらが「牛追い坂」 昔はめんも坂の一部が石段になっていて、
牛舎が通れなかったのでこの道ができました。



めんも坂と牛追い坂の交差点にあるお寺が「法園寺」 浄土宗
室町時代に池田城主が正室の菩提寺として建立しました。見晴らしがいいです。

法園寺/竹原山・玉蓮院/浄土宗 知恩院末寺
城門を思わせる山門は1668年に麻田藩の門が移されたのではないかと言われています。池田城の砦の役割をしていたのではという噂もあります。


観音堂は1693年創建、天井に「龍の図」が書かれています。
のぞくとうっすらと見えました(^^)横に並ぶ瓦も気になります

「池田文庫」ここは元池田町役場のあったところです。
宝塚少女歌劇団の資料を始め、演劇の専門図書館です。

池田文庫のところをさらに上に上がっていきます。
ゆるやかな坂道です。
「逸翁美術館」

美術館を過ぎてすぐに、こんな一見なんでもない場所があります。
ここ見落とさないでくださいよ(^^)/~~~

わかりにくいですが、ここが「どんどん坂」の入り口です
秘密の小径を発見した気分になります。
薄暗いので女性の一人歩きはちょっと心配かもです。

なんか出てきそう!動物?妖怪?
耳を澄ませると野鳥の鳴き声が聞こえてきます。

右手に「日初和尚の碑」
このあたりも古墳のようですね、調査は行われていないようです・・・

ドンドン坂を歩いてみました/日初和尚の碑/愛宕神社


さらに下ります・・・転ばないようにね

大木に守られるように愛宕神社があります。

お疲れ様でした<(_ _)>
今回のご案内はここまでです。
この後、池田駅まではすぐですし、お時間があれば五月山公園や池田城跡公園に足を伸ばしてもいいし、商店街をもう一度じっくり見てもいいです♪

私の知っていること、出来ることで
何かお役に立てることはないかと思ってこの記事を書きました。
池田の町歩きを楽しんでくださいね♪
たった一人の方でもこの記事を見て池田を歩いてみようと思っていただけたら幸いです。

スポンサーリンク
Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする