和泉式部の墓は伊丹坂の上にある/伊丹市の指定文化財

久しぶりに自転車でお出かけしてきましたヨ(*^-^*)
前から伊丹の昆陽寺が気になっていたので
目的地を行基ゆかりの昆陽寺に決めまして、、、
グーグル地図を見てお寺や史跡のあるとこを調べてみると
和泉式部の墓というのを見つけ、まずはそこをめがけて出発です♪

そういえば、池田にも和泉式部の墓といわれる場所がありましたですね
和泉式部の墓は全国に何カ所もあるらしく
お墓というより、「記念の碑」みたいなイメージでしょうか、、、

池田の無二寺は以前詳しく書いておりますのでよろしかったらどうぞ(^^)/
和泉式部にあやかる恋愛成就の寺「無二寺」


池田と伊丹をつなぐ軍行橋♪
明治44年、陸軍の合同演習の際に架けた橋なので軍行橋です
橋が出来る前は船で渡していたのだそうですよ

まずはこの橋を渡らなければ伊丹には行けません、、、、
伏尾からここまでですでに40分ぐらいかかってます

できれば西国街道を通りたかったので地図を見ながら行きます。
前方になんか、こんもりとした森みたいなのが見えてきた♪
あのあたりかな、、、

伊丹緑地と書かれた場所に到着♪
伊丹段丘・東縁の自然林の中に緑道を整備したもので、
猪名野神社から国道171号まで約1.4キロにおよびますのだそうです。
細長い感じの公園でした。
ベンチに人がけっこう座ってられたので、カメラを向けるのは遠慮しました。



現代版「道標」こうゆうのすごく安心します。

スマホの地図って小さくて見にくいからね(老眼やし)

大きな案内版(^^)/なんて親切な伊丹市♪
そしてこの坂が伊丹坂なのかな

坂を登って鋭角にまがり、さぁ「どこだどこだ?」とキョロキョロしながら
自転車こいでいくと、こんな広場に出ました、神社跡のようです。
工事の車がいっぱいとまってました。
和泉式部の墓と書いてあるけど、、、?

こ、これかな?
でも「八幡神社跡地」と書いてあるから違う、、、神社があったんだなぁ


そして、、、すぐ近くをウロウロっとしたらすぐに発見!

伊丹市のホームページより
旧西国街道の伊丹坂に臨む崖上の小堂内にある、高さ152センチメートルの五輪塔。火輪・地輪を欠き、塔身と一石彫成の請花(うけばな)・宝珠(ほうじゅ)のみが残っています。構造形式は鎌倉調で、1300年代初期の造立と推定されます。平成12年に市指定文化財になりました。

和泉式部は平安時代の女流歌人で、「和泉式部日記」の作者として有名です。「津の国のこや(昆陽)とも人をいふへきにひまこそなけれ芦の八重葺(やえぶき)」という歌を詠んでいます。


こじんまりとしてるけど、綺麗です。

そして、地元の方に大切にされてる雰囲気です。
立派な説明もあって、さすが「伊丹市の指定文化財」!!



全部で5つの石から出来ていたようですが
現存しているのは空輪・風輪・水輪だけで火輪と地輪は見当りません

鎌倉時代のもので1300年代初期と推定されます。
後世の人が式部を供養する為に建てたのでは、、、と言われています。
1798年に書かれた『摂津名所図会』にも「墓」ではなく「塔」と記されていて
こうした式部の塔は、全国各地にあります。



泉式部は寂しがり屋で
「我に誰あはれをかけむ思ひ出のなからむのちぞ悲しかりける」
という歌を詠まれています。いろんな解釈があるようですが
私の死後、私を思い出す人もいなくなることが悲しい
と解釈されているようです、、、
だけど、こんなにあちこちに「墓」と呼ばれるものがあって
いろんな人が忘れずにお参りしてくれるのだから
喜んでいるかな、、、

さて、目指すは昆陽寺!
ここからだんだん道に迷いはじめます、、、しかし暑いわねぇ

スポンサーリンク
Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする