良性発作性頭位めまい症は忘れた頃にやってくる

良性発作性頭位めまい症、非常にきもちの悪いやつ!
はじめてこの病気になったのは31歳の時でした。

1997年、雑貨屋りかちゃんハウスの開店準備で
東京の展示会に行ったり、大阪の問屋さんをまわったり
慣れないことを必死でやっていた頃

朝起きたら、ベッドに寝てる状態で天井と床がぐるぐると回り
ものすごく気持ち悪い感じになって
起き上がろうとしたら、それが何度も起こり、何回も嘔吐、、、

そのぐるぐる回る感じは、けっこう長く、10秒とか20秒とか続く
体の芯がない、気分的にはイカみたいな感じでフラフラして
何か行動しようとすると、またイヤなぐるぐるが始まり
「うぅ~~、、、」と唸りながら座り込む

徒歩5分に内科があるので、そこまでなんとか一人で辿り着き
診察してもらうと、、、

これはメニエールではない、メニエールと診断する医者もいるかもしれないけど
「良性発作性頭位めまい症」という病気。
ちょっと頑張りすぎたんじゃないかな、、、

良性発作性頭位めまい症
原因は耳石が剥がれ落ちて、三半規管の中に入り込むことでめまいを生じる病気
デスクワークなどで頭をあまり動かさない人がなりやすく
就寝中の寝返りの回数が少ない人や、
同じ姿勢で横になってテレビを観続ける人なども、発症しやすいとされている。
検索してもあまり出てこなかったけど、がんばりすぎや、ストレス、
疲れでもなることがあると先生は言ってました。

点滴をして、出してもらった薬を飲んでいたら
次の日には少しマシになっていたけど、しばらくはふわふわした感じが続いた。
頭を動かすとめまいが起きることにも気付いたので、
できるだけあたまを動かさないようにしていたが、、、、
積極的にめまいを起こした方がいいと書いている人もいるのね

先生が言うには
もしかしたら5年後、10年後にまた起こるかもしれないから
この病気の名前を書いて覚えておいた方がいいですよ、とのこと。

その後は、疲れたりするとなんかふわふわしたイヤな感じはあったけど
31歳の時のような床と天井がまわる感じまではいかず

そこから15年以上経った46歳の時かな
お天気のいい日にふとんを干して、取り入れたらふかふかでいい気持ちだったので
ふとんに寝転んでゴロゴロと転がった時に
また床と天井がひっくり返る、あのイヤな感じになってしまったのです。
ゴロゴロした時に耳の石がはがれてしまったのでしょうね、迂闊でした、、、
その頃住んでいたのは別の地域だったので、別の耳鼻科に行きました。

15年ぐらい前に同じような症状になって、その時の内科の先生に
良性発作性頭位めまい症と診断されたことを伝えると
ウンウンと頷いて、点滴をしてくれた。
その先生も、「めまい持ち」なんだそうで、すごく親身になってくれて
3日ぐらいで、まだふわふわするものの、随分と楽になりました。
そして、お守りになるからと、けっこうたくさん薬を出してくれた。

それから、しばらくは時々ヤバイかなと思う時もあったけど
そんなに最悪の状態にはならず、、、
でも、人混みを歩くとクラクラしてめまいになりそうな時もあるかな

しかし先日突然それはやってきたのですよ
ある団体のブログのことで、いろいろ調べていて根を詰めすぎたのか
その晩、夜中に目がさめたと同時に頭がぐるぐると回り
あーーー、これはあかんやつや、と思ったもののどうにもできず
次の日は幸い、家でゆっくりできたので薬飲んで安静にしてたら回復しそうな雰囲気に。

初めての時は何が起こったのかわからなかったのでびっくりしたけど
もうだいぶ慣れたので、久しぶりにきたな、という感じ。
しばらくは、ふわふわとした感じでイカのように過ごしていました。

ネットで調べると、めまいを治す体操がいろいろのっていたので
試してみたら効いたような気がしました。(エプリー法)
医師の指導のもとにやらなければいけないようなので
もしされるなら自己責任ということになりますよ<(_ _)>

病気になってみると、普通にまっすぐ歩けることが、
どんだけ幸せななことかと気付くものですねぇ
病気を発症してしまうと、しばらくはほんまに気分悪く過ごさないといけないし
何もできなくなるから、体操を毎日やって、枕の位置も考えなくてはですね

この病気になったらすぐに耳鼻科に行くのがおすすめです
病院に行って、次の日はゆっくりしたら
3日目ぐらいからは普通に生活できましたよ、私の場合。

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