雨の日の公園は人のココロに似ている/日記

何年か前、
宝塚の小浜宿に行った時、

山中家の「玉の井」と呼ばれる井戸を見せてもらいました。


この井戸はとても古くて
中をのぞくとびっちりと石が組んであって

ものすごく深く、底の方は真っ黒で見えなくなっている。
目を懲らして奥を見ようとすると
見なくていいものを見てしまいそうでゾクゾクした。

”まるで人の心の中みたいだ” と思った。
人の心は深くて
見えているところと見えていないところがある。

それから井戸を見る度に
あの井戸の中はどんな風になっているんだろうと思う。
それはまさしく、あの人はどんな人なんだろうと
思う感覚に似ている。



朝から冷たい雨が降る中、
訪問介護の仕事に出かけると
公園で猫が一匹、雨に濡れながら座っていて
しばらくそれを眺めていた。

雨の日の公園はなんとなく好き、、、

遊具はぬれて、
地面はべちょべちょで
人がいない

公園としてはまったく機能していない

でも
雨に濡れて遊具の汚れは落ちて綺麗になる
木々や草花はたっぷりと水を吸って潤う

雨の日の公園は
公園が公園らしく明るく開放的でいる
本来あるカタチではないけど

雨が上がって晴れたら
きれいに乾いてまた人が集まってくる

人の心もいつもいつも人が集まって賑やかな人でも
時々は冷たい雨が降ることもあって
その雨のおかげで整うこともある。
公園も人の心の中みたいだ。


今朝、ふと思ったこと。

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