ファンの方がブルーリボンのバッジをつけていて
「そのバッジなんですか?」と聞いたのがきっかけで
それで、ブルーリボンをいただいて、
それを知った時に 私、すごい衝撃を受けたんですよ。
こんなにたくさんの人がさらわれているのに 何で解決しないんだろう?
すごい疑問から始まって・・・・
こう語るのは歌手の山口采希さん ブログはこちら
13年前、北朝鮮は日本人の拉致をはじめて認め、謝罪しました。
このニュースは日本中を駆け巡り、大きな関心を呼びました
北朝鮮が生存と発表した5人が日本に帰国。
しかし政府が認定した他の拉致被害者12人と
拉致された疑い否定できない 特定失踪者、およそ470人は
今も帰国できずにいます。
拉致問題は進展がなく、時だけが過ぎ 最近では13年前に5人が帰国したことすら知らない若者が 増えています。
このままじゃ絶対駄目だろうと思って
波が過ぎたから拉致問題に触れないのは一番駄目だと思うので
引き続き、これは絶対撮り返さないといけない
返ってきてもらわないといけない 本当に重要な問題なんで・・・
「人のためになることをしなさい 困ってる人がいたら、手をさしのべなさい」
亡くなった祖父の教えが彼女を突き動かしています。
音楽を通じて解決を訴えかけようと作った曲 ♪空と海の向こう♪ https://www.youtube.com/watch?v=ebkDkqZGMi4
見上げた空は続く 思いも必ず届く 変わらない笑顔はきっとそこにある
必ず迎えに行くよ 会いたいよ今 会いたいよ今
過ぎ去った日々の分だけ抱きしめたい
会いたいよ今会いたいよ今 諦めないでねあきらめないから
拉致被害者の家族の気持ちを込めました。
この曲の売り上げは家族会に寄付しています。
山口さんの活動は娘の恵子さんを北朝鮮に拉致された
有本さんご夫婦の励みにもなっています。
自分で稼いだ金は自分の将来のために 使いなさい、そう言ってやりたい・・
今まで時間はかかりましたけど、 きっと助けて下さると信じて
なんとか恵子が帰るまでは頑張りたいと思っています。
そう語る有本さんご夫婦。
恵子さんが拉致されてから32年 二人は心臓病を患い、
残された時間は決して多くありません。
去年、北朝鮮が拉致被害者の調査を再開しましたが まだ回答はないのです。
山口さんは同じ世代の人たちと音楽を通じて拉致問題の解決を訴える
イベントを開き、拉致被害者が好きだった曲を歌いました。
「翼をください」は横田めぐみさんの大好きだった歌。
自分が大好きで日本で覚えた曲を
いつも心で歌われてるんじゃないかなという思いがあります。
山口さんの歌は今年、ラジオで北朝鮮に向けて放送されました。
もっともっと一般の方も含めて声を上げていけば
絶対に声は届くはずだと思っているので
音楽を通して伝えていきたいと思うんですけど
やっぱりこの曲は存在すべきものではないので
早く歌わないでいい日がくるように これからも歌っていきたいと思います。
誰もが単純に思う疑問
どうして帰ってこないの?
帰ってこれないの?
連れ戻せないの?
本当に不思議です。
被害者の家族がどんどん高齢化していくので もう時間はありません。
被害者も家族も生きているうちになんとか解決してほしいものです。
山口さんの歌声はユーチューブでも聞くことができますが
心に響くような歌声です。
この歌声が北朝鮮で頑張っている被害者の耳に届いているのでしょうか
今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。