池田の龍のおはなし/寿命寺の雨乞い竜/大廣寺の白い龍/五月山の龍

池田市民にもあまり知られてはいないですが
池田市には龍にまつわる不思議なお話が多く残っています。

阪神高速の池田線には
龍のウロコをモチーフとした防風壁があります。
言われないと気がつかないのですが機会があれば是非ご覧ください。

↓こちら動画をとってきました



池田にはシンボルともいえる五月山があって
動物園や公園、展望台、墓地などがあるのですが
山の中にお寺が点在していて
五月山中腹にある大廣寺の山門の上には白い龍がいます。


昔々、山門に住んでいた竜が毎晩弁天池に水を飲みに行き
バシャバシャと音をたてるので、

住職は眠れずこれをなんとか辞めさせようと考え
「眼を塗りつぶして見えなくしてしまえば降りて来られないだろう」
とひらめいた!!
そこで住職は昼間に竜の眼と全身を白く塗りつぶしたところ
竜は降りてこれなくなり、
ずっと山門に留まり守り続けているということです。


このように五月山には龍がたくさん住んでいたと言い伝えがあります。
龍は雨雲を支配すると言われていたので、雨が降らない時は龍神に祈り
雨を呼ぶ慣わしがありました。


西本町にある寿命寺に「雨乞い竜」が伝わっています。
室町時代に作られて全長4メートルの寄せ木作りの龍で
今はありませんが、弁天堂に祀られていました。


池田中学校グラウンドの西には九頭龍神社があります。
九頭竜稲荷や九頭神(くずかみ)さんとも言われています。
この九頭龍神社は多田神社に伝わる、
源満仲が放った矢が当たった九頭竜が傷を負いながら猪名川を渡り、
この地で息絶えた、、、という伝説と深く関係があるようです。

伝説がある九頭龍神社は古墳の上に鎮座/御利益/
山門に白い龍がいる大廣寺について詳しく書きました(^^)/
雨乞い竜のいる寿命寺について詳しく書きました(^^)/

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