蕪村「時を旅する」/呉春「白梅図」/逸翁美術館/池田市

池田城跡公園の”白百合”を見に行こうと思い立って
お城を目指して坂道をヨタヨタ・・・と上がり
逸翁美術館の前を通りかかると「蕪村」の文字が、、、✨

そういえば、蕪村やってたんだわ、と♪
美術館に立ち寄ることにしました。


場所 逸翁美術館 栄本町12-27
前期 2022年4月16日~5月15日
後期 2022年5月21日~6月26日
休館 毎週月曜日
時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
料金 700円
主催 公益財団法人阪急文化財団

受付で観覧料を払おうとしたら
「こちらのカードはお持ちではありませんか?」
いろいろなカードとか団体名の書かれたシートを見せられた

スタシアカード
ペルソナカード
JAF
などなどがズラリと並び、目で追っていくとその中に
なんと!商工会議所会員証
というのも見つけたː̗̀(☉.☉)ː̖́
この日は会員証持ってなかったけど、今度から持って行こう(๑°ㅁ°๑)✧

与謝蕪村1716~1784

有名な句 ~菜の花や月は東に日は西に~
「時を旅する」
というタイトルにドキッとした(๑°ㅁ°๑)✧
ちょうど「時間」をテーマにした小説エンデのモモを読み終わったところで
こうゆうミラクルな偶然はわくわくする♪


裏面はこんな感じ↑
次回予告の「納涼 怪奇まつり」がめっちゃ気になりますー

「時」がテーマで、、、
「時を捉える」「時を想う」「時を旅する」の三部から構成されています。
蕪村「奥の細道」画巻(重要文化財)も上巻・下巻をそれぞれ前期・後期に出品し、全巻を公開。

最後の所に、呉春の「白梅図」屏風(重要文化財)が展示してありました。
蕪村の最期に因む作品なのだそうです。
これは本当に息をのむほど見事でした。
椅子に座ってしばらく眺めていました。

与謝蕪村は池田市との関わりが深い

西本町で井筒屋という呉服屋を営んでいた川田田福さんが
早くから与謝野蕪村に師事していたそうです。
そのつながりで絵師の呉春が池田に滞在した時に
川田田福さんは呉春のお世話の一切を頼まれました。
↓高法寺にある川田田福さんの石碑
14100531_1121788657913826_3954250964611067355_n

与謝蕪村は高浜虚子らと、池田の魚治楼という料亭で
よく酒を飲み交わしていたと言われています。

逸翁美術館

小林一三さん(1873〜1957)「逸翁」が昭和32年に開館しました。
逸翁が収集した美術工芸品約5,500件を所蔵しています。
小林一三さんについてはこちら

逸翁は、山梨県生まれでありますが
阪急電鉄、宝塚歌劇、阪急百貨店などなど活躍する実業家であると同時に、
文化・芸術の世界で名を馳せた数寄者でもあります。
20歳代の頃から美術品の収集を始め、
その審美眼は茶の道に入ることでさらに磨かれていきました。

所蔵しているコレクションは、
古筆、古経、絵巻、中近世の絵画、日本・中国・朝鮮・オリエント・西洋を含む陶磁器、日本・中国の漆芸品に及びます。
翁は茶会においてこれらを披露しつつ、一般公開も計画していましたが、
実現を前に他界。
逸翁美術館は、その遺志を継いで設立されました。

美術館の先には城跡公園、周辺にはお寺もあるので
是非散策してみてくださいね!
おすすめは「どんどん坂」日初和尚の碑があるとこ(*^^*)

逸翁美術館公式ホームページ

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

スポンサーリンク
Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする